公益社団法人日本愛玩動物協会

ひよこ

研究助成事業研究助成事業

家庭動物の適正飼養管理に関する調査研究助成 【応募期限 2024年8月31日】

公益社団法人日本愛玩動物協会では、科学的知見を踏まえた各種普及啓発活動を実施するための基盤整備を図ることを目的とし、大学・研究所等に対して、助成事業を行っています。
1. 助成対象となる調査研究 家庭動物(犬、猫、小鳥、小動物などで広く一般的に飼われているもの)の適正飼養管理に関する調査または研究に限ります。
※家庭動物の適正飼養管理に、直接的・将来的に結びつくものであることが助成の条件となります。
※営利目的、他の機関からの委託研究や研究助成の重複、実質的に完了している研究は除きます。
本調査研究助成は、学術機関等からの助成を受けにくい状況にある「家庭動物の適正な飼養管理に関する調査研究」を推進し、そこで得られた知見を「一般的な飼い主に対して普及啓発すること」を目的として実施しているものであります。本事業に対しては、過去に多数のご応募を頂いておりますが、採用を見送らせて頂きましたものについては、非常に高度で専門的な内容で一般の飼い主への普及啓発とは乖離しすぎていると思われるもの、営利事業に関係する内容のもの、外来種等の飼養管理の容認に結び付くおそれのあるもの、技術面・人的能力等から見て実効性・実現性に疑問がある応募につきましては、本調査研究助成の趣旨から外れるものとして判断させて頂きました。また、人文系の分野に関する内容の応募が以前に比べ少なくなってきておりますので、生命科学の分野に限らず、幅広い分野からの応募をお待ちしております。
調査研究分野
(1) 動物の健康と安全、習性、生理生態
(2) マナー、しつけ
(3) 公衆衛生(迷惑防止を含む)
(4) 所有者明示
(5) 繁殖、繁殖制限
(6) 動物観、歴史
(7) 法令
(8) その他
2. 応募者の資格 資格、所属、年齢等の制限はありませんが、上記調査研究分野で調査研究歴を有する者とします。申請書に下記事項を記載してください。
・最終学歴
・関連する研究歴
・既発表論文(掲載誌名、論文名)
・共同研究者名
・所属学会名等
3. 助成金額(予定) 総額約400万円
(1) 1件100万円以下数件、
(2) 1件30~50万円程度数件
※応募者の中から、審査の上、それぞれの助成額を決定します。
※間接経費(所属研究機関への経費)がある場合は、申請書に明記ください。
4. 助成期間 1年間(2025年4月~2026年3月)
※単年度で成果報告ができる調査研究を対象とします。
5. 応募期間 2024年4月1日(月)~8月31日(土)に申請書類等必着とします。
6. 審査基準 次の事項を総合的に勘案して審査します。
(1)本協会の公益目的事業との適合性
(2)適正飼養管理への応用の可能性
(3)学術的価値
(4)調査研究の遂行能力
7. 助成対象者の決定 本協会の審査基準に基づき、選考委員会で審査選考の上、本協会理事会にて決定します。
8. 選考結果 選考結果は2025年2月中旬に文書で各申請者に通知します。
※採否の理由についてのご照会には回答いたしかねます。
※本協会は申請者から知り得た情報等は、口外いたしません。
9. 調査研究成果の報告等 助成決定者は、2026年4月初旬までに調査研究の成果報告書及び会計に関する報告を提出していただきます。当該報告書は本協会の機関誌、ホームページ等で公開する予定です。
学会等の講演、雑誌等発表する場合、本協会の調査研究助成金を使用したことを明記していただきます。
10. 応募の方法 応募者は、以下のウェブフォームに必要事項を入力のうえ、記入済の申請書をアップロードしてご応募ください。申請書は、下記よりダウンロードしてください。また、所属機関長等の承諾書を添付していただきます。
※所属研究機関をもたない場合は、大学の指導教員等の推薦書を添付してください。

申請書(ダウンロードリンク)

ワード版(61KB) PDF版(181KB)

応募フォーム

ご入力いただいた内容は下記になります。
よろしければ「送信する」ボタンを押してください。修正をされる場合は「戻る」ボタンを押し、再入力をお願いします。

お名前 (必須)
フリガナ (必須)
住 所 (必須)
  • Japan -
所属 (必須)
電話番号 (必須)
- -
メールアドレス (必須)
申請書 (必須)
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ファイルが複数あるときは、1つの圧縮ファイルにまとめてください。(6MBまで)

何でこの助成を知りましたか?
※複数選択可

その他の方は以下にご記入ください。

助成実績

[2020年度助成]ペット信託に関する日米比較法研究

一橋大学大学院 法学研究科学科 博士後期課程 吉田 聡宗

[2019年度助成]猫の飼育環境が猫ひっかき病の病原体保有に及ぼす影響の検討

地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所 梅田 薫

[2018年度助成]バーニーズマウンテンドッグの健康と福祉を目指す疾病アンケート調査

ヤマザキ動物看護大学動物看護学部動物看護学科 丸尾 幸嗣

[2015年度助成]概日リズム(体内時計)に基づくイヌの最適な食事時間および食事回数の検討

国立大学法人東京農工大学大学院農学研究院 講師 大森 啓太郎

[2014年度助成]「家庭動物法の基礎理論」の研究-最新の欧米理論調査と日本法への応用可能性の探究

ー一橋大学大学院法学研究科 教授 青木 人志
ー成城大学法学部 教授 打越 綾子
ー愛知学院大学法学部 准教授 三上 正隆
ー東京家政大学 非常勤講師 今泉 友子

[2014年度助成]高等学校における譲渡犬の教材化

ー岡山県立瀬戸南高等学校 原 敬一

[2012年度助成]都市部における飼い猫および野良猫の行動モニタリング調査

一帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科 加隈 良枝

自治体シェルターにおける動物群動態および疾患状況に関する疫学的研究

一日本獣医生命科学大学獣医学部獣医保健看護学科  水越 美奈

日・中・韓における動物観の比較研究

一日本大学生物資源科学部動物資源科学科 小林 信一
一日本大学生物資源科学部動物資源科学科 小泉 聖一
一日本大学大学院生物資源科学研究科 福澤 めぐみ
一日本大学大学院生物資源科学研究科 汪 斐然
一日本大学大学院生物資源科学研究科 徐 美朗

飼い主がしつけ教室で学ぶこと ―犬の行動原理の理解テストを通じて―

一関西学院大学文学部総合心理科学科 中島 定彦

家庭動物における認知症に係わる記憶機能の基盤となる脳領域の回路解析

一東京農工大学大学院農学研究院獣医解剖学研究室 柴田 秀史

北海道における鳥獣店の歴史 ―聞き書きを介した若干の考察―

一札幌国際大学 人文学部 現代文化学科 大月 隆寛

家庭動物を対象としたマルチローカスSTR解析による身元証明(個体識別)技術に関する研究

一日本獣医生命科学大学獣医学部獣医保健看護学科 近江 俊徳

適正飼育された犬がもたらす子どもたちへの効果に関する研究

一ヒトと動物の関係に関する教育研究センター 伊澤 都

法教育および環境教育との接合を意識した動物愛護教育の方法と教材の開発

一一橋大学大学院法学研究科 青木 人志
一一橋大学大学院社会学研究科 関 啓子

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