飼い主のマナーハンドブック(日本愛玩動物協会)
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犬編いきなりノーリードで入場小・中型犬エリアに大型犬を入れる二重扉を開けたまま出入り危険な首輪愛犬から目を離すほかの犬にオヤツをあげる13ほかの犬や人に迷惑をかけないようルールを守り、トラブルを回避しましょう。排泄は入場の前に済ませておき、万が一、排泄をしてしまったらすぐに片づけます。マーキング癖がある場合はマナーベルトを使用しましょう。新しく入場してきた犬に、ほかの犬が興味津々で近寄ってくるのはよくあること。相性の合わない犬が近寄ってきたときのために、入場してしばらくはリードをつけたままにしておき制御しやすいようにします。「うちのコは小型犬とも仲良くできるから」などという言い分で、大型犬なのに小・中型犬のエリアを利用するのはタブーです(逆も同様)。愛犬は平気でも、ほかの犬や飼い主さんには迷惑な行為です。ドッグランでは犬の逸走防止のために出入り口が二重扉になっていますが、両方を同時に開け放したのでは意味がありません。1つ目の扉を確実に閉めてから、2つ目の扉を開けてください。尖った鋲つきの首輪などは、遊んでいるうちにほかの犬や人を傷つけてしまうおそれがあります。犬のアクセサリーや飼い主が身につけているブローチやイヤリングなども、落としてしまうと犬が誤飲してしまうおそれがあるので注意しましょう。ドッグランでは、何かあったときにすぐに愛犬をコントロールできるように、愛犬を注視する必要があります。携帯電話に夢中になったり、飼い主同士のおしゃべりに興じて、愛犬から目を離してはいけません。犬によってはカロリー制限していたり、食物アレルギーがあったり、オヤツを争って犬同士でケンカが起きたりする場合があります。なお、トラブルを避けるために、人の飲食も禁止しているドッグランもあります。NG!NG!NG!NG!NG!NG!ドッグランでのNG行為

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