(上下の歯が□み合わなくなり伸び続ける)の原因にもなります。ウサギのためにもやめさせましょう。困った行動はかかりつけの動物病院などの専門家に相談すると、適切なアドバイスをもらえます。健康管理のためにも、ウサギに詳しい獣医師を探しましょう ほとんど鳴かず、おとなしい印象のウサギですが、「かじる」習性があるため、ケージなどを延々とかじり続ける音が近所迷惑になったり、力強い足で床を蹴る音が階下に響くこともあります。階下への防音は、ウサギのいるエリアにカーペットを敷くなどして対策をしましょう。 ただし、毛足の長いカーペットはウサギが足を引っかけたり、かじってしまうことがあるので、毛足の短 野生のウサギは同じ場所で排泄する習性があるため、ペットのウサギにトイレのしつけをすることはそれほど難しいことではありません。ウサギ用のトイレを用意し、トイレの底にウサギの排泄物のニオイがついた新聞紙やティッシュペーパーを置くと、そこがトイレだと覚えます。決まった場所で排泄できれば掃除がしやすくなり、部屋の衛生を保てます。 もしトイレ以外の場所で排泄してしまったら、拭き取って消臭剤などをかけておきます。ニオイが残っているとまたそこで排泄してしまうので注意しましょう。いものを選んでください。 ケージをかじる場合は、ケージの外側にアクリル板を貼るなどして防ぎます。ケージをかじる理由としてはいろいろなことが考えられますが、「ケージから出して」という要求である場合が多いものです。要求に負けて出してしまうとその行動を増長させてしまうため、あきらめるまで放っておくとよいでしょう。 ケージをかじることは不正□合 発情期になると部屋のあちこちにマーキングのオシッコをすることもあります。特にオスはマーキングしやすく、やめさせるのは困難です。繁殖の予定がなければ不妊・去勢手術を行うのも一案です。生殖器の病気の予防や、偽妊娠を防ぐこともできます。 ウサギには盲腸便を食べる「食フン」という習性があるため、口の周辺が臭うこともあります。おしり周りが汚れているときは、湿らせた布で拭いたり、部分的に洗うなどして悪臭の発生を防ぎ、動物病院に相談しましょう。20ウサギが出す騒音を防ごうトイレのしつけをして部屋を衛生的にシッポを上げる、そわそわしながら周りのニオイを嗅ぐなどは、排泄したいサイン。そのようなときにトイレへ連れていくと、そこがトイレであると覚えてくれます。排泄物の処理方法は地域によって異なります(14ページ参照)。ウサギを飼うための心得とマナー排泄物ウサギもトイレのしつけはできるウサギ編「かじり癖」は家屋を傷つけたり騒音の原因になることも
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