□□に飛び回らせる「放□□□鳥 昔は軒先やベランダに鳥カゴをぶら下げて飼うこともありましたが、現在は室内飼育が主流になっています。そもそも集合住宅では、ベランダは共用部分であるためペットの飼育は認められていません。鳥カゴは必ず室内に置いてください。日光浴などで鳥カゴを一時的にベランダに出す場合は、慎重に行ったほうがいいでしょう。鳥が苦手な人や、鳥インフルエンザなどの感染症に過敏になっている人、鳴き声をうるさいと感じる人もいるので注意が必要です。 鳥カゴから出して部屋の中を自由」は、飼い主さんにとっても鳥にとっても楽しい時間です。しかし、窓から飛び出し、迷子になってしまう危険が高い時間でもあります。放鳥は窓やドアをきちんと閉めてから行いましょう。迷い鳥になると、見つかる可能性はきわめて低くなります。 つがいで飼うと卵を産み、ヒナが生まれることもありますが、あまりに数が増えると騒音などの問題で近所迷惑になる場合もあります。オス・メス別々の鳥カゴで飼うなどの工夫をして繁殖制限をしてください。 まれに鳥にハーネスをつけて外へ散歩に連れて行く飼い主さんもいるようです。この場合、屋外でしたフンや飛び散った羽毛は必ず処理する、マンション共用部分ではキャリーバッグに入れるなどの配慮をしましょう。24ベランダでの飼育は認められていないうっかり閉め忘れのないように放鳥中にうっかり鳥を踏んでしまうなどの事故も起きています。放鳥中は目を離さないで屋外での飼育はルール違反です。寒暖差やほかの動物から狙われるなど、鳥にとってもストレスが多いため、必ず室内で飼育してください。インコ類は網戸をかじって破ってしまう危険があるので、必ず窓を閉めてください。窓ガラスが透明だと、気づかずにぶつかってしまう危険もあるため、カーテンも閉めておきましょう。逸走小鳥を飼うための心得とマナー放鳥中はドアも窓も完全に閉め切ってNG!小鳥編体は小さくても大きな鳴き声を出す種類も
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