日頃のコミュニケーションがご近所トラブルを防ぐペットクラブってどんなもの?ご近所づき合いのポイントていることを伝えたうえ、「もしうるさかったりしたらおっしゃってください」などのひと言を添えましょう。 また、あいさつはコミュニケーションの基本です。マンション内などで住人に出会ったら必ずあいさつをしてください。愛するペットのためにも、周りの方々と円満におつき合いをするためにも、積極的にコミュニケーションを図りましょう。「ペットクラブ」が組織されていると266 ペット可のマンションのなかには、管理組合などの指導のもとに、原則として飼い主さん全員が加入するころがあります。 ペットクラブでは、専門家を招いて「しつけ方教室」や「飼い方教室」などの勉強会や相談会を開いたり、共用部分の清掃作業などを行ったりすることもあります。また、飼い主さん同士の交流の場になることも多く、会報や壁新聞をつくったり、ペットの誕生日にプレゼントを贈ったりするなど、ペットと飼い主さんの暮らしをより充実させる活動を行っています(入会費や月会費が発生することもあります)。 ペットクラブは、ペットの飼い方の相談窓口になることもあります。また、ペットに関するトラブルを未然に防ぐためのルールを考えたり、万が一、トラブルが発生したときには、ペットクラブの役員が当事者間に入ることで、円満な解決を目指すといった役割を果たしている場合もあります。 もちろん、「トラブルが起きてもペットクラブが解決してくれる」という他力本願ではいけません。ルールを守らない場合はペットの飼育が禁止されたり、マンションからの退去を要求されることもあります。 トラブルを防ぐには、決められたルールを守るのはもちろん、日頃からの居住者同士のコミュニケーションが大切です。ペットに関するトラブルも、その裏には「ご近所づき合いの希薄さ」が隠れている場合が多いものです。普段から「うちのペットが迷惑をかけていませんか」という気遣いをみせることで、相手の感情が和らぐこともあります。入居時には上下左右、正面、斜めなどの部屋にあいさつに行き、ペットを飼っ1. トラブルを防ぐため、 しつけと飼養管理を徹底的に行う2. 動物が嫌いな人もいるということを つねに意識して行動する3. 近隣の人にはペットを飼っていることを 知らせておく4. 日頃のあいさつはしっかりと行い、 良好なコミュニケーションを図る5. マンションの管理規約や ペットクラブのルールは必ず守るマンションのペットクラブに入ってより良いペットライフを!
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