電気コードやプラグ観葉植物毛足の長いカーペットドア ペットの事故は、意外にも室内で多く起こっています。たとえば犬の骨折は、椅子やソファから飛び降りたり、段差につまずいたりした際にも起こります。犬の誤飲誤食事故は、室内で遊んでいたときに最も多く起こっています。こうした事故は飼い主さんの日頃の備えで防げるものがほとんどです。今一度、室内の安全策を見直しましょう。28室内にも多い危険ヒモ状のものはペットにとっては格好のオモチャになります。通電中の電気コードをかじると感電の危険があるため、保護チューブをつけるなどの対策をしましょう。電源プラグにペットがオシッコをかけてしまうとショートする危険もあります。ペットに有害な植物は、ポインセチアやシクラメン、ユリ、チューリップなどたくさんあります。なかには中毒を起こし、死に至る危険があるものもあります。観葉植物や花は室内には置かないほうが安全です。大きなループ状のカーペットや毛足の長いカーペットは、ペットの爪や足が引っかかり、ケガの原因になることがあります。できるだけ毛足の短いものやコルクマットなどに替えましょう。レースのカーテンなども爪が引っかかりやすいです。飼い主さんがドアを閉めたり、風で勢いよく閉まったときに、ペットが足やシッポを挟んでケガをすることがあります。ドアの開け閉めは注意深く行い、開け放したいときはドアストッパーなどを利用しましょう。室内危険回避の準備と心がけ飼い主の備えでペットの事故は防げる事故への備え
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