地域防災計画やハザードマップの確認を 地震大国である日本では、災害への備えは欠かせません。少なくとも１週間はペットと人が避難生活を送れるように、下の「ペットのために準備しておきたいもの」を参考に、 普段から対策をしておきましょう。 用意しておかなければならないのは「もの」だけではありません。基本的なしつけや社会化（ほかの人や動物と問題なく接することができること）は、避難所などで集団生活を送るためには重要なことです。 災害が発生したら、まずは飼い主の身の安全を確保したうえで、次にペットの安全を確保します。避難指示が出たり、建物が倒壊するなどして避難が必要な場合は、ペットを連れての「同行避難」が基本となります。ペットだけ残して避難すると、 立ち入り禁止区域に指定されたときなどに戻れなくなる場合があります。 どんな状況でも避難所に行ったほうがよいわけではありません。耐震性の高い新築のマンションなどは、自宅待機のほうが安全な場合も多いものです。建物の倒壊や火災など二次災害のおそれがないときは、避難できるように準備しつつ、自宅待機したほうがよい場合もあります。 飼い主さんの外出中に災害が起こる場合もあるため、家具の転倒防止など室内の安全対策にも備えます。また、避難生活が長引く場合に備え、友人宅などの一時預かり先を探しておくとよいでしょう。 お住まいの市区町村のホームページなどで、地域防災計画を確認したり、ペットと一緒に避難できる避難所の情報などを集めておきましょう。 また、地域のハザードマップを入手して、自分が住んでいる地域の災害リスクを見ておくとよいでしょう。犬の例30□健康記録□写真□ ペットシーツや 猫用トイレ砂日頃のしつけや用品の備えが大事□ ペットフード □持病の薬□首輪、ハーネス、リード□キャリーバッグやケージ□水 □大好物のオヤツハザードマップポータルサイト（７日分。療法食が必要なら１カ月分）Column大災害が起こると流通が乱れ、いつものフードが入手できない場合もあります。フードや消耗品はつねに十分な量をストックしておきましょう。日頃、手づくり食を与えている場合は、避難生活でも困らないようにドライフードに慣らしておく必要もあります。既往症や持病の薬の種類、かかりつけの動物病院の連絡先、ワクチン接種状況など健康状態がわかる記録を用意しておきましょう。一時的にペットを預ける際などにも必要です。身体的特徴がわかる写真や飼い主さんと一緒に写っている写真があると、ペットを探すときや自分が飼い主である証明にも役立ちます。被災したときのためにペットのために準備しておきたいものペットと安全に避難できる準備をしておこう災害への備え
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