【保護してからしたこと@】
さて、保護することになりましたがどうして良いかも全くわからず、お腹を壊していたので
うさぎ達がお世話になっていた動物病院に電話しました。というのも以前その病院で
「レプトスピラ症が発生したので気を付けてください」という張り紙がしてあったのを思い出し、
『もし伝染病や治療困難な病気に関わるような病気にかかって捨てられた犬だったら…』と
思ったからです。冷たいようですがその時私は先に家にいるうさぎ達に対して責任があるのだから、
もしうさぎ達の命に関わるような病気を持っていてうさぎ達が体調を崩すようなことがあれば
これ以上の保護は出来ないと感じていました。インターネットで調べて犬同士でさえも相性が悪いと
先住犬が体調を崩すことがあるというのを見ていたし、増してや犬とうさぎは食う・食われるの
関係です。実際に臭いやほえ声に敏感に反応し緊張したり目を見開いて警戒していたので、恐怖や
ストレスで体調を崩さないかそれまで以上に環境を整え、気を使って様子をみていました。
そこで、病院で検査をしてもらうことになりましたがどうやって連れて行くかが問題となりました。
首輪を無理に付けようとしたり引っ張ったりすると犬が嫌がって噛むかも知れないので危険だし、
食べ物で気を引きながら連れて行こうとしたとしても、歩いて20分以上かかる道のりをその犬が
ずっとついて来るとは思えないと獣医さんに言われました。「本来は飼い主がわからない動物を
診ることは出来ないんだけど」と言いつつもフンのみ一部持って行くことで簡単な検査をして
もらえることになりました。診てもらった結果、急に大量のドライフードや犬用の缶詰を食べたので
、お腹が驚いた状態で腸内細菌のバランスが崩れたんだろうということでした。何をどのくらい
あげてよいかもわからなかったので、とりあえず〔犬用〕とつくものを買って来て欲しがるだけ
食べさせたのが原因だったようです。あまり食べていない時は人がお粥などを食べるのと同じように
徐々に食べさせた方がよいそうです。
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