公益社団法人日本愛玩動物協会

ひよこ

お知らせお知らせ

2018年12月17日

【環境省より】高濃度PCB使用安定器の早期処理の徹底について

環境省自然環境局総務課動物愛護管理室より、高濃度PCB使用安定器の早期処理の徹底の周知について依頼がありましたので、以下のとおりご案内します。

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高濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物(以下「高濃度PCB廃棄物」という。)については、国が全額出資した特殊会社である中間貯蔵・環境安全事業株式会社(以下「JESCO」という。)を活用し、地元の理解と協力の下、全国5箇所に処理施設を整備して処理が行われています。ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法(平成13年法律第65号。以下「PCB特別措置法」という。)において、JESCOの処理施設ごとに定める計画的処理完了期限の1年前を処分期間の末日として規定しており、高濃度PCB廃棄物の保管事業者に対し、当該処分期間内に高濃度PCB廃棄物を自ら処分又はJESCOに処分委託すること、高濃度ポリ塩化ビフェニル使用製品(以下「高濃度PCB使用製品」という。)の所有事業者に対し、処分期間内に廃棄すること等が義務付けられています。
高濃度PCB含有安定器を使用した照明器具については、昭和52年3月以前に建築・改修された建物に使用されている可能性があることが判明しています。
また、近年、PCB含有安定器の経年劣化により安定器のコンデンサーが破裂し、PCBが漏洩する事故も多く発生していることから、該当する建物については早急に高濃度PCB含有安定器の使用の有無に係る調査を行うことが必要です。
つきましては、貴団体の所属会員に対して、自らが所有している建物において高濃度PCB含有安定器を使用した照明器具を使用または保管しているかを調査していただき、高濃度PCB使用安定器が発見された場合には適切に処理していただくよう、周知お願い申し上げます。
なお、照明器具安定器におけるPCB含有の有無の判断方法等については、以下の問合せ先及び参照先を御活用下さい。加えて使用中の照明設備は感電のおそれがありますので、調査はなるべく電気工事業者や専門の調査会社等(建物の維持管理を委託している場合はメンテナンス会社)にご相談ください。
また、環境省の「PCB使用照明器具のLED化によるCO2削減推進事業」において、昭和52年3月以前に建築・改修された建物について、照明器具安定器のPCB含有有無に係る調査及び高濃度PCB含有安定器を使用する照明器具をLED一体型照明器具へ交換する工事への補助事業(補助率:工事費の1/2、調査費の1/10)を実施していることから、当該事業についても併せて周知いただきますよう、お願いいたします。
御多用中のところ誠に恐縮ですが、趣旨について御理解をいただき、高濃度PCB廃棄物等の期限内処理に御協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

<問合せ先及び参照先>
① JESCOへのPCB廃棄物の登録等について
JESCO PCB処理営業部 登録担当
TEL:03-5765-1935
JESCOホームページ:http://www.jesconet.co.jp/
② 照明器具のPCB使用有無に係る判定方法について
(一社)日本照明工業会
TEL:03-6803-0685
日本照明工業会ホームページ(PCB使用照明器具に関する情報)
http://jlma.or.jp/kankyo/pcb/index.htm
③ PCB使用照明器具のLED化によるCO2削減推進事業について
(一社)温室効果ガス審査協会 担当:奥谷、吉木
TEL: 03-6261-4381  e-mail:eie@gaj.or.jp
公募要領:http://www.gaj.or.jp/2018_eie_form/ei30b1.pdf

詳しくはこちらをご覧ください(環境省ホームページ)