公益社団法人日本愛玩動物協会

2013年03月17日 記載

第3回定例勉強会

日時:平成25年3月17日(日) 午後1時~午後4時 
場所:船橋市勤労市民センター  第四会議室
対象:支部会員
参加人数:支部会員:11名
内容:千葉県動物愛護センター所長 水田勲氏を講師に迎え、「動物保護の現状と私達にできること」を題材に
   セミナーを開催。センターでの取り組みについて、・犬猫の引き取り削減・収容時の管理体制整備・譲渡活動
   活性化・収容犬返還向上・飼い主のいない猫対策などの説明を受け、私達管理士ができることについても
   考えた。
感想:千葉県動物愛護センターでは、引き取る前の事前相談制を導入することによって、飼い主が引き続き飼える
   ようにフォローしている。また、収容犬全頭にワクチン接種することにより感染症の拡大を防ぐ、既存施設を
   利用・修復して収容環境を整える、動物看護士を増員、ケージを増やすなど、収容動物の健康管理に配慮
   している。このような取組みは非常に有難いと思う。「ここは、収容動物を殺す所だと思っていた。違うん
   ですね、生かす所なんですね。」というセンター職員の言葉が象徴しているように、日々の努力に改めて感謝
   である。行政と動物愛護団体・個人ボランティアなどが協働し、それを国が後押ししてくれることは素晴らし
   いことだと思う。水田所長からは千葉県支部に対して、今後も動物愛護教室などを通して、適正飼養・終生
   飼養の活動を続けてほしいとお願いがあり、犬の心音を聞かせたり、触るととても温かいことなど、動物は
   命あるものであることを伝える活動を続けていきたいと切に願う。(事務局長 吉竹 玲子)