公益社団法人日本愛玩動物協会

2013年03月31日 記載

群馬県支部勉強会 『高崎市動物愛護センター見学会』

【 行事名 】 動物愛護センターの見学及び動物愛護行政の取り組みについて
【 日 時 】 平成25年3月14日 13時30分~
【 場 所 】 高崎市動物愛護センター(高崎市乗附町)
【 主 催 】 群馬県支部
【 参加者 】 支部役員:3名・支部会員:1名
【 感 想 】
今まで、なかなか参加できなかった支部行事に、初めて参加いたしました。
このセンターに収容された動物は、処分されることなく、譲渡会等で新しく飼い主を待つことになるそうです。
収容されている間に、去勢手術を済ませ、基本的な生活を送れるように飼養しているとのことでした。
市民より引き取りの依頼があると、すぐに引き取るのではなく、依頼人のところに何度も足を運び、飼い方のアドバイス等をしながら、なるべく引き取りにならないようにするそうです。 きめ細かな対応することで、約半数位は飼い続けることになるようです。
見学会当日は、ねこの譲渡会の後ということで、ねこの収容数は、0でした。
犬は、20数頭収容されていました。 清潔なケージに1頭ずつ入り、各々落ち着いた様子が、見られました。とても穏やかな表情から、日常のセンターの方々( ボランティアの方々にも、協力を得ているそうです )の接し方が、わかる状況でした。 収容されている犬達も、今後の譲渡会等で、新しい優しい飼い主さんが、なるべく早くみつかりますようにと願いながら、センターを後にしました。
当然なことなのでしょうが、かつての保健所のイメージとは、全く違う施設でした。 だだ、この施設の別な所で、現に、犬・ ねこの殺処分が行われていることを、事実として忘れてはならないと思いました。できうる限り、その数が、0になりますように、ペットケア アドバイザーとして、できることがあるのでは ・ ・ ・と、考えずにはいられませんでした。《支部会員 匿名希望》

【 後書き 】∪・ω・∪
高崎市動物愛護センターの職員の皆さまは、センターにペットを持ち込もうとする飼い主を粘り強く説得し、処分数を減らす為に日々尽力していらっしゃいます。
そんな職員さんをあろうことか罵倒する飼い主も少なくないのだとか。
避妊去勢の大切さ、しつけを含む管理の大切さを周知徹底していくことは、私達の活動の大きな柱であり、改めてそのことを痛感した視察勉強会でした。

・センター内見学の様子

・清潔なケージの中で新しい飼い主を待つ子たち

・収容車