公益社団法人日本愛玩動物協会

2013年11月28日 記載

大阪動物愛護フェスティバル2013 in 大阪城公園

主催者            (社)大阪府獣医師会・(公社)大阪市獣医師会
共催・後援団体  大阪府、大阪市、環境省近畿地方環境事務所、(公社)日本動物福祉協会、
                         全日本獣医師協同組合、その他協賛20企業及び団体
活動年月日        平成25年 11月 10日(日) 
活動時間           08:00~16:00(イベント開催時間 10:00~15:00)
場所                 大阪城公園太陽の広場(大阪市中央区)
来場者数           ブース入場者数 473名 全体の入場者数 3,300名

内 容
「みんな ともだち 地球の仲間」をテーマに、チアリーディング、盲導犬デモンストレーション、警察犬デモンストレーション、マーチングバンド演奏、アジリティードッグの実演などのイベントと、各団体の展示ブースや、獣医師会各支部・企業・団体などによる出店により構成される年に一度の動物愛護普及啓発のための野外イベントである。
大阪府支部は3ブースを使用し、例年好評である動物クイズの実施、動物適正飼養解説パネル展示、各種リーフレットの配布を行った。パネルは、本年のこれまでの活動で作成してきたものを中心に、動物クイズのヒントになるような事項(犬との暮らし方、猫の室内飼育、ウサギの飼い方など)を中心に展示を行なった。また本年、日本の近隣地域であり島国という条件の似かよった台湾で、狂犬病の感染が確認されたことや、一昨年の東日本大震災発生後に見られた状況を踏まえ、狂犬病対策や防災に関するパネル展示も行なった。
どうぶつクイズは、過去の問題の中から8問を選択し、さらに「動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)」の改正を受けて作成した大人用(中学生以上)の問題を2問(設問はパネルで出題)用意し、計10問とした。クイズ挑戦者は総数で400名、子供(小学生以下)は117名、優秀賞(満点、および小学生以下は7問以上の正解)該当者は203名だった。

感想
早朝からの雨で開催が危ぶまれたが、開催時間にはやや小止みとなり「小雨決行」となった。午前11時ごろには雨もやみ来場者も増えてきた。天気が回復するにつれ参加者全体も増え、小学生以下の人も多くなって、受付が混雑する場面もあった。混雑時、繁忙時には、どうしても慌ててしまいがちになるが、そういう時こそ、落着いた冷静な対応を心掛けたいと思う。
中学生以上のクイズ問題として、動物愛護管理法の改正を受けた問題を2問作成したが、改正法の施行から間が無いとはいえ、愛護動物の遺棄が「百万円以下の罰金」となることを三択にした問題の正解者の少なさが特に印象に残っている。 一般の方に法改正のポイントを知ってもらう活動を、さらに強化したいと思う。
午後2時ごろから再び雨模様となり、予定を1時間早めて午後3時で終了となった。寒冷前線の通過ということで突風が吹き、椅子やテーブルを倒したり、雨水がブース内に流れ込むなどしたこともあり、屋外での催しでは、天候の悪化にそなえて支部のテント内でも備品や器具の固定など、安全を図るための工夫や対策が必要だと感じた。