公益社団法人日本愛玩動物協会

2013年12月14日 記載

ワンちゃんと飼い主さんのための勉強会(富田林保健所 犬の飼い方教室)

主催           大阪府富田林保健所
共催           大阪府健康医療部食の安全課・八尾保健所・藤井寺保健所
協力         (社)大阪府公衆衛生協力会富田林支部・(社)大阪府公衆衛生協力会狭山支部・富田林市、
                 河内長野市・大阪狭山市、太子町、河南町、千早赤阪村・管内動物病院
活動年月日  平成25年11月30日(土曜日) 
活動時間     11:30~17:00(勉強会は13:30~16:30)
場所           富田林保健所 2階講堂
参加人数     支部会員   7名
                 その他スタッフ   7名 (開業獣医師、各保健所担当者など)
                 合計   14名
                 参加犬   1頭
                 来場者数   24名

内 容
富田林・八尾・藤井寺の各保健所の住民対象に開催された市民向け講座に協力参加した。富田林保健所による「犬の飼い主の責務について」、開業獣医師による「シニア期の愛犬への接し方」「マイクロチップの読み取りデモ」に続いて、支部では「その飼い方、間違っていませんか?」と題して、約1時間の講義を担当した。
講義はデモ犬を用いながら、吠える、咬む、噛む、引っ張りなどの行為への対処法を、「かんちがいしていませんか?」と問いかけながらお話しした。
会場内及び会場前通路をお借りして、飼う前に考えよう・お散歩マナー・狂犬病についてのパネル及び防災パネルと防災用品を会場内に、介護グッズを会場前通路に展示した。

感 想
保健所からの「飼い主の責務について」の中で、マイクロチップを装填している映像が有り一瞬で終わるのを参加者が見ておられたことで、デモ犬を使ってのマイクロチップの読み取りデモの時も、皆さん熱心に見ておられ興味を持って頂けたようだった。質問も出て非常に良かったと思う。
獣医師の話も熱心の聞いておられた方が多かった。質問をされる方もおり、シニアになった愛犬への配慮など飼い方について関心が高く、不安を感じている飼い主さんが多いのではないかと感じた。
デモ犬の見せ方も今回は椅子を持って来てもらい、デモスペースの周りに座ってもらうという形を取ったが、皆さんからデモ犬が良く見え注意を引く事ができたと思う。また来場者は犬を飼っている方ばかりなので、デモ犬の登場に雰囲気も和み話も良く聞いてもらえ大変良かったと思う。ペットシーツで尿をさせるデモでは、緊張からかしなかったが不満を言う方もなく暖かい雰囲気であり良かった。
管理士による、来客時のチャイムに吠える、来客に吠え続ける愛犬へのしつけ体験談は、皆さん心当たりが有る方が多いのか頷きながら聞いておられ、失敗例なども挙げての話は困っておられる方に非常に参考になり、あきらめず躾を続けようという気持ちを起こさせ、励まされたのではないかと思う。
「その飼い方間違っていませんか?」の講義では、参加された方からのアンケートには「知識として知っていても、きちんと理解していないことも多く再認識できました」や「間違いがたくさんあり、気をつけようと思います」など、飼い主として犬との接し方について改めて考えていくようなお答えが多く見られ、また躾には根気が必要な事も理解して下さった方が多く、これを良い機会として良い飼い主が増えることを期待したい。